京都府南丹市の由良川源流域にある芦生(あしう)という山村集落に大阪から移住し、現在は京都大学の研究林である「芦生の森」でネイチャーガイドとして活動されている岡優香さんは、同じく大阪から移住されてきた夫である岡佑平さんとともに、「芦生山の家」の運営をベースとして自然との向き合い方、楽しみ方を日々紹介されています。この森は京都大学の研究用として長年保護されてきましたので、あまり一般的には認知されていませんが、その原生林は「関西最後の秘境」とも呼ばれ貴重な植物の宝庫となっています。また、芦生より少し下流域では現在、北陸新幹線の延伸による長大トンネルや大橋脚の計画が進められており、この南丹市美山の自然豊かな環境が今、大きな岐路に立たされています。

【ご注意】※一般の方の芦生の森への入林はエリア制限されていますので、詳しくは芦生研究林のHP（URL下記）でご確認ください。また、この動画内のエリアはガイドツアーのみで入林可能となりますので、詳しくは芦生山の家までお問い合わせください（URL下記）。今回は芦生山の家様のご協力のもと、京都大学の許可を得て動画撮影しております。

【English subtitles available】
The Yura River flows through the mountainous region of northern Kyoto. There is a small village called 芦生(Ashiu) at its source, and there is a beautiful forest around it. Yuka Oka moved to this village from the city and currently works as a guide in this forest. And she lives peacefully in this village with her family. However, large-scale railway development is currently being planned in this area, and there are concerns about natural destruction.

・芦生山の家HP = http://ashiuyamanoie.com
・京都大学芦生研究林HP = https://fserc.kyoto-u.ac.jp/wp/ashiu/

#芦生の森 #北陸新幹線 #それでも川は流れる