Published On Jun 9, 2017
二日前から木を突く音がするので、ガラス戸を開けて確かめたところ,室内からの観察が困難な位置にあるさほど太いとも思われない樫の木の枯れた幹をコゲラが一心不乱に突いていました(高さ約1.7 m)(5月8日)。巣穴堀りは11日まで続き、その3日後(5月14日)に産卵が始まり、抱卵は1個目の産卵(産卵数は計3個)後から始まったようです。5月27日(13日間の抱卵後)に親鳥が餌を運びだし、2羽の雛が孵り、翌日には残りの1羽が孵っているのが確認された。親鳥はせっせと餌を運んでいたので、無事に巣立ちまで観察できるものと楽しみしていましたが、残念ながら野良猫に襲撃されてしまいました。野良猫はヒト(飼い主)の無責任によって生まれるものですから、これは正に人災です。昨夏に患った病気のために左腕がほとんど使えませんでしたが、三脚に設置したカメラを操作して何とか右手だけで撮影を続けることができました。
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