2016中心市街地探訪055・・山口県山口市
静岡発!地方再生論 静岡発!地方再生論
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 Published On Jun 29, 2016

山口県の中央に位置し、面積1,023.31㎢、人口196,663人(2016.4.1)の県庁所在地。江戸時代、山陰と山陽を結ぶ「萩往還」の中継地として栄え、幕末には長州藩の藩庁が萩から山口に移転され、廃藩置県により山口県の県庁所在地となった。明治22年(1889年)の町村制施行により吉敷郡山口町が成立し、昭和に入ってからの1929年、当時の吉敷村と合併して市制を施行した。平成の大合併では2005年10月、小郡町、秋穂町、阿知須町、徳地町、2010年1月には阿東町と合併し、県内最大の面積となった。
静岡県からのアクセスは、東海道山陽新幹線で新山口まで行き、山口線に乗り換え、新山口から山口まで約25分。
中心市街地は、JR山口駅の北側から山口県庁の南側付近までのエリア。
山口駅を降り立った時、県庁所在地の駅前の風景とは思えないほどの落ち着いた佇まいを感じたが、少し歩けば、人通りのある商店街と文化施設が建ち並び、通り過ぎただけでは分からない懐の深さを感じさせる都市だった。

【JR新山口駅】
山陽本線、山口線、宇部線と山陽新幹線が乗り入れ、1日当たりの乗車人員(2014年度)は市内最大の7,293人。期間運行されている山口線の「SLやまぐち号」が新山口と津和野を結び、多くの観光客の始発駅でもある。駅は在来線が地上駅で北側、新幹線が高架駅で南側にあり、南北自由通路が北口と南口を結ぶ。

【JR山口駅】
山口線が乗り入れ、1日当たりの乗車人員(2014年度)は1,585人。駅は地上駅で、ホームは南側、駅舎は北側にある。駅前広場のロータリーには、萩方面に向かう路線バスも乗り入れている。

【山口地方裁判所】

【中市商店街】

【米屋町商店街】

【道場門前商店街】

【西門前商店街】

【マルシェ中市】
店舗面積1,088㎡で、青果、鮮魚、精肉の生鮮三品を扱う店が集まる複合商業施設。以前この地で、2000年に閉店した商業施設の「アルビ」が営業していたが、それから約10年もの空白期間を経て2011年4月、地元の期待がかかる商店街の東の核としてオープンした。

【井筒屋山口店】
店舗面積19,439㎡、地下1階から地上5階までが商業フロアとなっている百貨店。この百貨店の全身は、安政2年(1855年)に呉服店として創業した「ちまきや」という地元百貨店。2008年8月に閉店するまでの153年間親しまれた老舗で、同年10月「井筒屋」として再出発した。

【どうもんパーク】
地上2階建て、延床面積約3,500㎡の複合ビルで、1階の「コープどうもん店」のほか、2階にはカルチャーセンターなどが入り、1998年に閉店したダイエー山口店の跡地に2007年オープンした。

【パークロード】

【山口市役所】

【県立美術館】

【県立図書館】

【亀山公園】
毛利秀元が築城(1596年〜)の途中で断念した長山城の跡地に、明治33年(1900年)に公園として整備され現在に至っている。山頂には、長州藩第13代藩主の「毛利敬親」の騎馬像がある。

【県立博物館】

【山口放送】

【山口県】
山口県は、面積6,112.3㎢、人口は全国27位の1,413,077人(2016年3月末)で、山口市を含む13市6町で構成されている。石油コンビナートが立地する周南市など製造業が盛んな地域があり、2011年の山口県の1事業所当たり(山口県:29億9,134万円・全国:12億2,207万円)と、従業者1人当たり(山口県:6,960万円・全国:3,814万円)の製造品出荷額は全国1位を誇る。また、吉田松陰先生の松下村塾の影響を受けた初代総理大臣の「伊藤博文」をはじめ、多くの首相経験者を輩出した地でもある。

【旧山口藩庁門】
幕末の1864年に、藩主の「毛利敬親」が藩政の本拠地を萩から山口に移すために建設されたと言われ、明治4年の廃藩置県により山口県庁の正門となった。

【瑠璃光寺五重塔】
室町時代、中国地方の守護大名の大内義弘が応仁の乱で戦死し、兄を弔うために弟の大内盛見が造営を始め、1442年に完成した五重塔。奈良の法隆寺、京都の醍醐寺とともに「日本三名塔」と言われ、現存する五重塔のうち全国で10番目に古く、国宝に指定されている。

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