北海道新幹線の札幌延伸工事に伴い、２４日の夜から創成川通で通行規制が行われます。周辺では再開発も進み、街の姿が大きく変わろうとしています。

森唯菜アナウンサー）
「線路の南側、駐車場があった場所です。工事が着々と進んでいます」。

ＪＲ札幌駅南口の北５条地区。創成川通をまたぐように北海道新幹線のホームができる予定です。

森唯菜アナウンサー）
「創成川の上には大きなクレーンが置かれています。この場所に新幹線の高架橋が設置されるということです」。

いよいよ２４日の夜から始まる高架橋の設置工事。長さおよそ３５ｍ、重さおよそ１４０ｔの橋げたを今ある高架の南側に並べていきます。

設置工事は今年いっぱいかかる見通しで、この間、創成川通と高架が交わる区間で夜間通行規制が行われます。

森唯菜アナウンサー）
「南進する道は通行止めの際、ここ北７条通でう回する必要があります」。

２４日と２５日の夜を含む来月２７日までの９日間は、午後１０時から翌朝６時まで南行きの車線と中央郵便局前の区間が通行止めとなり、ＪＲタワーに接した西２丁目線がう回路となります。

来月２８日から１２月２７日までの１１日間は午後１０時４０分ごろから翌朝６時まで北行きの車線が通行止めとなる予定で、東２丁目線がう回路となります。

札幌駅周辺でも再開発が進んでいます。

森唯菜アナウンサー）
「すでにマンションやホテルが建っています。工事も終盤でしょうか、ホテルの前には木も植えられています」。

創成川の東側に位置する北６条東２丁目地区。建設が進むのは来年４月に開業予定の「ＳＡＰＰＯＲＯ　ＨＯＴＥＬ　ｂｙ　ＧＲＡＮＢＥＬＬ」。

客室数６０５と札幌中心部では最大級のホテルに。温泉を使った大浴場にはサウナも出来る予定です。ホテルの目の前が新幹線駅の東口となり利便性は抜群です。

森唯菜アナウンサー）
「ＪＲ札幌駅の北口から歩いて１０分ほどの少し離れた場所にもマンションが複数建設されています」。

北７条東３丁目には、地上１９階建ておよそ１３０戸の高層マンションが。さらに北９条東２丁目や北１０条東１丁目にも分譲マンションが誕生します。

新幹線延伸に向けて札幌駅の周辺で進む開発。街は大きく変わろうとしています。


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