Published On Feb 9, 2023
【いなり寿司のレシピ】
〈材料〉16個分
《油揚げの煮物》
油揚げ 8枚(8cm×8cm程度)
だし汁 300ml
きび砂糖 大さじ4(白砂糖でも可)
醤油 大さじ2
《酢飯》
米 2合
(A)
米酢 大さじ3
きび砂糖 大さじ2(白砂糖でも可)
みりん 大さじ1
塩 小さじ1弱
ごぼう 30g
にんじん 30g
白いりごま 適量
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<作り方>
《油揚げの煮物》
①油揚げを半分(三角)に切り、内側のくっついているところを剥がして袋状にする。
たっぷりの湯で1~2分茹でて油抜きする。
鍋の湯を捨て、水を注ぐ。
油揚げの形を整えながら1~2枚ずつ手のひらにはさんでしっかりと水をしぼる。
下処理は破れやすい工程が多いため、ゆっくり丁寧に行う。
②だし汁、きび砂糖、醤油をボウルなどに合わせ、きび砂糖が完全に溶けるまで混ぜておく。
③鍋に油揚げを均一に並べ、②を注ぎ入れる。
火にかけて沸騰したら落し蓋をして、穏やかにグツグツする火加減を保って20分ほど煮る。
落し蓋がなければアルミホイルで代用する。
④油揚げが煮汁を吸って膨らみ、底に少し煮汁が残った状態になればそのまま落し蓋をして冷ます。
油揚げの厚みにもよるが、煮汁があまりにもザブザブに余っている場合は再び落し蓋をして、追加で加熱する。
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ここまでの作業を前日に済ませておくと、油揚げに味がしみて美味しい。
すべて当日作る場合は、真っ先に油揚げの煮物に取りかかると良い。
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《酢飯》
⑤Aを注ぎやすい容器に合わせ、きび砂糖と塩が完全に溶けるまで混ぜておく。
温めたり火にかける必要はない。
⑥米を洗い、30分ほど浸水させて少しかために炊く。
あとで調味料が加わることを考えて、⑤の量を目安に水を減らして炊くと良い。
⑦炊きたてのご飯に⑤を少しずつ回しかけながら手早く混ぜ、うちわで扇いで冷ます。
飯台がなければ、底の平らなバットなどで代用できる。
しっかり混ざったらごまを加えて混ぜ、広げてよく冷ます。
●必須ではないが、ごぼうとにんじんのささがき(合わせて60g程度)を、油揚げの煮汁でサッと煮て酢飯に混ぜるととても美味しいのでおすすめ。
鍋の底に少し残った煮汁にごぼうとにんじんを入れて、汁気がなくなるまで煮詰め、白いりごまと同じタイミングで酢飯に混ぜる。
ごぼうとにんじんは、ピーラーなどで小さくヒラヒラに削ってしっかり火を通し、口当たりをやわらかくするのが大切。
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⑧油揚げを2~3枚ずつ手のひらではさんで余分な煮汁をしぼる。
しぼりすぎると美味しい味が抜けてしまうので、ごくやさしく行う。
⑨酢飯を16等分し、ふんわりと俵型に握っておく。
酢で手のひらを湿らせながら握る(酢のつけ過ぎに注意)。
酢をしみ込ませた布などで手を拭きながら握るとやりやすい。
⑩油揚げに酢飯を詰める。
軽く形を整えて完成。
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油揚げを煮るのと酢飯を作るのと、結構大変なお寿司ですよね。
前日に油揚げを煮ておくと味が馴染んで美味しくなるし、当日は酢飯のことだけ考えれば良いので気持ちが楽です。
そして、もし「やっぱり作れない」という事態になっても、油揚げの煮物は冷凍できます。
冷凍期間が数日なら解凍していなり寿司にしても良いし、長めに放置してしまったらぜひ、うどんに。
どっちになっても美味しいです。
ふっくらとした油揚げを見つけたらやってみてください。
普通の油揚げで構いませんが、明らかにぺちゃんこで全然うまく開かないものもあります。
なるべくお寿司用の油揚げを選ぶと良いと思います。
油揚げを茹でる段階から形を崩さないように気をつけるとその後の作業がやりやすく、破れにくいので綺麗に仕上がります。
手のひらにはさんでしぼる作業が2回ありますが、ここでグチャッとするのではなく、ピシッとアイロンをかける気持ちで丁寧にやるとうまくいきます。
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ごぼうとにんじん、昔はわざわざ別で味つけしていましたが、あるとき、油揚げの煮汁を使えば楽なことに気づきました。
個人的に、ごぼうとにんじんはぜひとも入れたいので、油揚げ用の煮汁の分量は、敢えてギリギリより多めにしてあります。
もちろん白ごまだけでも美味しいし、煮たかんぴょうや、塩茹でしたかぶの茎を混ぜるのも良いですね。
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