琉球舞踊 「松竹梅鶴亀 (しょうちくばいつるかめ) 総踊り」
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 Published On Apr 22, 2023

玉城流平田行正琉舞道場 10周年記念公演
踊り手 松:具志堅朝堅 竹:大城美恵子
    梅:浜元良美 鶴:玉城京子 亀:玉城艶子
1981年

この踊りは玉城盛重先生が「松竹梅」を明治40年頃に振り付け、その後玉城盛義先生が鶴亀の踊りを加えました。また昭和26年頃に鶴亀踊りの曲(黒島節と下原節)が長いとのことから「鶴亀節」に変えたということです。
日本で縁起物の象徴としての松竹梅は中国で画題(絵を描くときのテーマ)として好まれる「歳寒三友(さんかんさんゆう)」の一つが由来です。
歳寒とは冬の寒さに耐えるという意味で三友とは三種の植物であり、松・竹・梅もしくは梅・水仙・竹の二通りです。中国でこの組み合わせは、特に吉祥の象徴とはされていませんでしたが、日本に伝わり松竹梅が吉祥の象徴とされはじめたのは江戸時代からのようです。
祝儀舞踊として人間の理想としている、松は常磐なる木で長寿・慶賀、竹は素直・誠実、梅は華美、鶴亀は長寿を表した大変おめでたい踊りです。

歌詞
【夜雨節(ゆあみぶし)】
ゆたかなる御代の(ゆたかなるみゆぬ)
印あらわれて(しるしあらわりてぃ)スリ
世バ稔レ エイスリ 世バ稔レ(ユバナウレ エイスリ ユバナウレ)

雨露のめぐみ(あみつぃゆぬみぐみ)
時節も違わぬ(とぅちんたがん)スリ
世バ稔レ エイスリ 世バ稔レ(ユバナウレ エイスリ ユバナウレ)
〈今年は豊かになるという印があらわれて、雨の恵みは、
 季節を間違えずにきちんと降りますよ。
 (世バ稔レ=作物の豊穣を願うこと)〉

【浮島節(うきしまぶし)】
今日や御行逢拝で(きゆやういちぇをぅがでぃ)
色々の遊び(いるいるぬあしび)
明日や面影の(あちゃやうむかじぬ)
立ちゆとめば(たちゆとぅみば)
ハリガクヌサンサン ハリガクヌサンサン
立ちゆとめば(たちゆとぅみば)
〈今日はお会いして色々と遊びましたが、
 明日からはお別れするのであなたの面影が立つと思うと淋しくなります〉

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