神奈川県の中南部に位置し、面積35.76㎢、人口242,003人(2018.8.1)の施行時特例市。江戸時代は東海道藤沢宿と平塚宿の間の農村地帯で、明治22年(1889年)の町村制施行では、高座郡茅ヶ崎村が成立した。明治41年(1908年)には近隣2村と合併して町制を施行し、昭和22年(1947年)10月には県下8番目の市となる人口43,315人(1947.10.1)の茅ヶ崎市が誕生した。近年では、平成元年(1989年)12月に人口20万人を突破し、2003年には特例市に移行した。
静岡県からのアクセスは、東海道新幹線で小田原まで行き、東海道本線(上野東京ライン・新宿湘南ライン)に乗り換え、小田原から茅ヶ崎まで約25分。
中心市街地は、JR茅ヶ崎駅周辺のエリア。
茅ヶ崎駅北口のベデストリアンデッキから見渡せる風景は、近代的なビルが建ち並び、大型スーパーと商店街に一体感があるように見えた。その反対側の南口には、主に日用品などを扱う近隣型商店街が点在し、駅を挟んだ南北の街はそれぞれ違う顔を持っていた。また、その商店街は自動車の抜け道となっているのではないかと思う位に交通量が多く、買い物の場としては安全性確保に配慮すべき点があると感じた。公共交通機関の利用者が絶対的に多い首都圏であっても、車社会といえるこの地域においては、茅ヶ崎こそ鉄道高架化は有効ではないかと思った。

【JR茅ヶ崎駅】01:52
東海道本線を含む上野東京ラインと湘南新宿ラインのほか、相模線が乗り入れ、1日当たりの乗車人員は56,149人(2017年度)。駅は3面6線の地上駅の橋上駅舎で、南北自由通路が北口と南口を結ぶ。自由通路の中央付近には、改札口や切符売り場などの駅施設のほか、駅ビルの「ラスカ茅ヶ崎」と直結している。
南口を出ると、駅前広場には路線バスとタクシー乗り場、一般乗降用スペースがあり、周辺は、事務所や店舗のほか、中規模のマンションが建ち並んでいる。北口を出ると、ペデストリアンデッキに降り立ち、周辺にはオフィスや飲食店などが入る商業ビルが建ち並び、デッキの下側には、路線バスとタクシー乗り場、一般乗降用スペースが配置されている。

【ラスカ茅ヶ崎】02:32
店舗面積12,300㎡、地上1階から6階までを営業フロアとする駅ビルで、2015年11月のリニューアル時に店舗面積が以前の1.8倍に増床された。

【ゆうぞう・アロハストリート(東海岸商店会)】03:25
茅ヶ崎にゆかりのある加山雄三さんに因んだ商店街で、南北約550mに約60店が集まっている。

【高砂通り】03:43
茅ヶ崎駅の南口から南側へ伸びていて、主に飲食店が集まっている。

【アルコナード(南本通り商店会)】03:58
東西約130m、南北約230m続く商店街で、飲食店や専門店など約90店が集まっている。

【サザン通り商店街】04:14
東西約230m、南北約600m続き、茅ヶ崎がサザンオールスターズの桑田佳祐さんの出身地であることから、町を挙げてサザンを盛り上げている商店街で、その一角には「サザン神社」もある。

【茅ヶ崎元町商店会】05:18
茅ヶ崎駅北口の東側一帯のエリアで、主に飲食店やサービス業など約100店が集まっている。

【イトーヨーカドー茅ヶ崎店】05:32
店舗面積12,011㎡、地下1階から地上6階までを営業フロアとする商業施設。

【旧ヤマダ電機テックランド茅ヶ崎店】05:49
地上4階建て、延床面積9,867㎡の家電量販店だったが、2018年7月22日をもって一旦閉店し、隣接する「イトーヨーカドー茅ヶ崎店」の4階に移転した。今後、旧店舗は解体され、地上8階建て、高さ34.8m、延床面積29,701.84㎡の新店舗が2020年4月末に完成される予定。

【茅ヶ崎エメロード】06:27
東西約430m続く商店街で、茅ヶ崎銀座通りとして100年以上の歴史がある。

【茅ヶ崎ショッピングセンター】06:44
店舗面積1,768㎡、地上1階と2階を営業フロアとする各種店舗のほか、3階から5階までのフロアは賃貸住宅となっている。

【茅ヶ崎市役所】07:14

【茅ヶ崎市民文化会館】07:21

【イオン茅ヶ崎中央店】07:26
店舗面積26,810㎡、地上1階から3階までを営業フロアとする商業施設。